https://news.yahoo.co.jp/articles/25125faf89535574a156e645e321af35680a9e3b
11月15日は子供の健やかな成長を願う七五三です。神社では混雑を避けようと前倒し参拝の動きが広がっているほか、コロナ禍ならではの光景も見られます。最新事情を取材しました。 コロナ禍での七五三は2021年で2回目。まだ10月ですが、神社には七五三の参拝者の姿がありました。 岡山市の岡山神社では参拝者が集中しないよう、七五三の祈祷を一年中受け付けています。9月から参拝者が増え始め、10月10日の日曜日は約20組の家族連れで賑わったそうです。 (岡山神社 久山桃代禰宜) 「七五三は一年中受け付けているので、余裕をもって密を避けて来ていただければ。」 一方、写真スタジオでの撮影では、ウィズコロナならではの新たな取り組みが始まっています。 (オンラインでの様子) 孫 :「どぉ?じいじにあってる?」 祖父:「お~いいよ~かわいいね。」 こちらの写真スタジオが取り入れたのは、子供の晴れ姿の撮影風景を遠方に住む祖父母とスマホでつなぎ見てもらう、その名も「七五三オンライン参観」。 県をまたぐ移動の自粛や、神社への参拝者の数を減らす影響で、孫の節目に立ち会えないという声を受け、企画しました。 岡山市在住の入江里緒菜さんは、コロナ禍で実家の東京になかなか帰省できずにいましたが、七五三の写真撮影の予約の際、「オンライン参観」の提案を受け、利用することにしました。 (利用客・入江里緒菜さん) 「予約の後に、できることを知って、子供の成長を画面越しだけど見てもらおうと思って。普段からテレビ電話はしているけど、外でというのはなかったので、良い機会でした。」 (クリエイティブスタジオイノセンス問屋町テラス店 岡本怜子店長) 「七五三撮影は一生のうち2、3回しかないので、その貴重な機会を皆様で共有できないか企画した。」 子供が健やかに成長しますように…新たな形でも、親の願いに変わりはありません。
岡山放送